みなさんこんにちは!
東京は朝はしとしと降ってましたが晴れました。
今日は金曜日だから、仕事帰りに久しぶりに一杯なんて方も多いのかな♬
昨日帰りの電車から車窓を覗くと、高田馬場か新大久保あたりのもつ焼き屋さんで
お客さんが店から溢れ出ていて、隣の人もその様子に二度見していました笑。
みんな我慢してたんだなぁ…
なんの帰りの電車かというと、初台の新国立劇場へ行ってきました。
井上ひさし作『キネマの天地』観劇。
前回サザンシアターでの『日本人のへそ』から続いて井上作品。
映画『キネマの天地』(1986年公開、監督山田洋次、井上ひさしも作者の一人として参加)の続編として、
井上ひさし自身の書き下ろし・演出で同年、日生劇場にて初演。
映画出演のために集められた四人の女優達が巻き込まれる、
殺人事件をめぐる井上流推理喜劇。どこまでが真実でどこからが虚構なのか…。
笑いをあちこちに散りばめながら、人間を魅了してやまない「舞台」の世界を描く。
撮影所や舞台裏のお話って、関係者もそうでない人にも
なんでこんなに面白いんですかねww
4人の大女優が主張するわがままには、思わずあるある!!
とクスクスゲラゲラ笑ってしまいました。
そして随所に刺さる、響く会話があって、
『こんないい役を役者ならどうして断れる?』
『照明、天気、大御所の到着と、役者は待っているのが仕事。特に役がつくのを待っているのが一番長い』
『尾上菊次郎(女形)は出番前に、冬だろうが氷水に手を入れて、菊五郎の手に触れた時、”あぁこいつを温めなきゃ”と思わせる。
菊五郎は出番前に、手の甲にシュッと香水を一吹きつけて、接吻の際にその手を菊次郎の顔に添えてうっとりさせる。舞台は一人じゃできないよ』
もうね、いい台詞がいっぱいありましたよ。
特にラストシーンは込み上げるものがありました。
役者なら誰でも、いや、そうでなくともいい台詞だったな。
井上ひさしはなんでこんな発想ができるんだろう…
それは天才としかいいようがありませんね。
映画も見てみよう。
久しぶり 小沢さん キネマの天地 僕は昔 映画をみたあと 文庫本をゲットしましたよ あれはね もちろん 井上ひさしさん 山田洋次さん だけじゃなくて 山田太一さん 朝間義隆さんという かなり濃厚な脚本なんですよ 笑 なかなかこのメンバーの合作というのは ないですね 作品もよかった
おかださんこんにちは!
なるほど。そんな錚々たる名監督、脚本家の集まった作品だったのですね。
あれはなかなか書けないわ。納得。
昭和のほのぼのした映画、またみたいな。