みなさんこんにちは!
お盆いかがお過ごしですか??
南から関東はずっと雨ですね〜
乾燥機フル稼働です。
今日は肌トラブルについて書きたいと思います。
おこもり生活になって楽になったことの一つに、
お化粧をしなくなりました。
そもそも30代になってからそんなにメイクはしなくなったんだけど
コロナが拍車をかけましたよね…
人に会わないし。マスクにつくし。
いやぁなんて楽になったんだろうと。
なんでもっと早く気付かなかったんだろうとね
アフターコロナでもこれは変えずにいきたいですね。
するとしても眉毛を描いて、リップを付けるくらい。
ファンデーションも塗らず日焼け止めだけ。
こんなのも週に1回すればいい方で、普段はお散歩時の日焼け止めだけです。
そうするとね、まずメイク落としをしなくていいから
シャワーで石鹸で顔を洗うだけになり(洗顔料も使わない)
石鹸で洗っただけだからつっぱらないので
化粧水だけで充分なんですよ。
(因みに朝は石鹸も使いません…ぬるま湯で充分)
それも前より肌が綺麗になったし調子もいい気がする。。
皮肉ですね〜ーーー…
何もしないからアフターケアも要らないしより綺麗になるって苦笑。
以前はジムでサウナの後ピーリングして13日の金曜日のジョンソンみたいなパックして笑。
今じゃ考えられないけど、でもちゃんと考えてみると
これも理にかなっているということが分かりました。
著者/小澤貴子『ウソをつく化粧品』から、
ちょっと怖い話をしてみたいと思います。
2001年4月薬事法改正で、厚生労働省は化粧品の製造に使われた全成分を
製品に記載して、消費者に明示する制度「全成分表示制度」を整えました。
これにより何が起きたかというと、
化粧品の抜け道が誕生してしまいました。
薬や化粧品は4つに分類され、
- 医薬品
- 化粧品
- 医薬部外品
- 医療用具(機器)
があります。
化粧品は全成分表示が義務化したことは先ほども書きましたが
私たちがよく見かける医薬部外品とは、全成分表示は義務化されていません。
しかしこの医薬部外品の中に『薬用化粧品』が入っています。
そう思いますよね。
確かに薬用化粧品とは、薬と化粧品の中間のもので、有効成分が配合されています。
有効成分とは、厚生労働大臣によって効能や効果が認められた成分のことですが、
極端に言ってしまえば
1種類の有効成分が少量でも配合されれば、薬用化粧品として認められ、全成分表示をしなくても作れてしまうということです。
また、使用可能成分の緩和 も助長しています。
2001.4月の薬事法改正前は、認可された成分のみを使用し、
それ以外の成分を使用するには、厚生労働省の許可が必要であり
認可されていないものに対しては安全テストが必要でした。
しかし改正後は、いちいち認可を得るのではなく
防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素の中で配合可能なもの
防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素以外で、配合禁止、または配合量に制限のあるもの
(使用禁止の化学物質、医薬品、制限された生物由来のものを含む)
が規制されました。これはどういうことかというと
A防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素を使う場合は、ポジティブリストのものだけにしてね。
あとは何使ってもいいよ!!
このことは化粧品業界の壁を低くし、参入者が増え、新しい成分を混ぜて新しい化粧品を増産する後押しとなりました。
薬用化粧品には102種類の「表示指定成分」がありますが、これ以外は記載の必要はなく
新しく配合された成分に関しても行政は安全性のチェックはしていません。
使用可能成分 | |
2000年まで | タール含め2900種 |
現在 | 10000種以上 |
表示しなくてもいい新しい成分にはどんなものが入っているのか気になりますよね。
みなさんはこんな謳い文句を見かけませんか?
- *成分がよく浸透する「浸透剤」配合*
- ♡赤ちゃんのようなモチモチ肌に「保湿剤」配合♡
- ☆お肌が透き通るように白くなる「美白剤」と共に配合☆
成分が有効に働くと謳っているのであれば、
成分が効能を発揮できるように浸透剤として
合成界面活性剤が配合されていなければならないんです。
この合成界面活性剤は、肌のバリアを壊して皮膚の中に有効成分を浸透させます。
しかしこの合成界面活性剤の乱用が皮膚のバリアを壊して
肌の乾燥を引き起こし、しわの原因を作っています。
薬用化粧品は、合成界面活性剤や表示がはばかられるような成分を配合している場合、
有効成分を加えることで全成分を表示しなくていいんでしたよね。。
明日は合成界面活性剤とはなんぞや!について、もう少し書いていきます。