みなさんこんばんは!
今日はいいお天気でしたね!
2日間連続4時間睡眠だったので、
昨日は帰るなりベッドに倒れ、今日は
10:30まで寝てしまいました。
溜まった家事をやっつけて、湯船にゆっくり
漬かり、やっと日常に戻りつつあります。
昨日、和光中学校での舞台『釈迦内棺唄』
が無事に終わりました。
上演に漕ぎ着けるまで、2回のPCR検査を
はじめ、感染を防ぐためにどうやって観劇
して頂くか、こちらはなるべく会わずにオン
ラインで打ち合わせや稽古を重ね、学校側は
感染対策の上での客席構造。教室、自宅での
観劇を可能にする授業を実現し、内容を理解
しやすいように事前に資料を作成、配布など、
あらゆる難問を解決しながらやっと上演に
至りました。
上演前の亀山先生が、
『演劇は演者さんとお客さんのつくる空気
によって初めてできる芸術です。コロナ禍の
大変な時でも、どうしてもみなさんに体験して
貰いたくて、なんとかここまで漕ぎ着けました。
伝えるということはどういうことなのか、
本物の演劇に触れ、感じ取ってほしいです。
どうかみなさんのこれからの糧になること
を願います』
と話して下さり、ここでもう既に泣きそうに
なってしまいました。
学校側の多大なるご協力と、当初は照明なし
の地明かりだったはずの素舞台を、ただただ
いい作品にしたいと、ほぼボランティア同然で
素敵な世界観に仕上げてくれた照明の矢島さん
田島さん。
オンライン配信にあたって、細部までこだわり
迫力ある映像を作ってくれた伊藤さん、西尾
さん。
学校での公演を最後まで推し進めてくれた、
亀山先生、荒井先生。
そして、ハードスケジュールにも弱音を吐かず
最後までやり遂げた有馬理恵さんを筆頭に、
7人の役者たち。
そしてそして、ドッキドキでしたが、素直に
舞台を見入ってくれた、和光中学生の生徒さん。
みなさんのご協力があったからこそ実現した、
夢の舞台でした。本当にみなさん感謝です!!
ありがとうございました!!!
どんな反応をしてくれるか、かなり心配
だったんですが、意外にもちゃんと観て
くれて、ほとんど現場には来てくれないん
じゃないかという心配も、間隔を開けて
ですがきちんと埋まって、車椅子の生徒さん
も積極的に観にきてくれて、なんか大人の前
でやるよりある意味貴重な体験をさせて頂き
ました。
個人的に面白かったのが、先生の了承を得て
机の上に座ってもいいという許可を得て生徒
さんが観劇できたこと。
普段机の上に座るなんてお行儀が悪くて
怒られるシーンだと思うのですが、演劇
に関しては想像力を膨らませて何ができる
のかということが重要なので、生徒さんから
したら何が始まるのかワクワクしてもらい、
そこからスタートを切るのが、私たちにも
責任を感じて、そりゃぁ目一杯やりましたよ!
最後には可愛らしい質問や感想、中学生とは
思えないようなしっかりした質問もしてくれて
私たちも考えさせられる場面もありました。
ちなみにこんな質問コーナーでしたよ。
✔︎死を扱う作品に対して、怖くないですか?
✔︎演じる上で、一番大切にしていること
はなんですか?
✔︎今ではGoogleで検索すれば、使える効果音は何でもあるのに、あえて人間の声や動作で表現したのは何故ですか?
✔︎緊張しないんですか?
✔︎台詞に感情を乗せるのはどうやってやるんですか?
✔︎テレビや映画など、それぞれ演技の仕方って違うと思いますが、どうしてあえて舞台を選んだんですか?
笑笑笑!!!!!
微笑ましい質問からドキッとする質問まで
勇気を出してよく挙手してくれたと思います。
やはり中学生は多感で頭がいいですね。
終演後、中学3年生みんなで感想文を書く
時間に当てられたらしく、普段は感想文と
聞くと『え〜〜〜…!!!』となるらしいのです
が、大勢の子が、もう一枚!もう一枚!と
紙を取りに来てくれたらしく、今はその感想
文を読みたくて仕方ありません。
大変だったけど、やって良かった。
子供だけではなく、大人も知らない日本の
闇のお話なので、コロナがあけたら、沢山
の方に観て頂きたい作品です。
はなさん、お疲れ様でした。
本物の演劇……きっと感動するんでしょうね。
どうでしょう笑
そんなふうに言って頂けたのが嬉しかったです。