演劇

今でも消えない差別意識。

みなさんこんにちは!

今日の東京はカラッと晴れて
気持ちのいい朝です。
溜まった洗濯物を3回転
フル稼働ですww

さて、昨日同和について書きましたが
これが現代ではさらに
複雑になっていることが分かります。
私ももっと勉強しなければ
安易には書けないのですが、

歴史の流れでいうと、
部落差別に苦しむ被差別部落の人々は
政府に頼らず自力で差別からの
解放をめざす部落解放運動を進め

1922年、京都で「全国水平社」が結成され
貧困と差別意識の悪循環を解消するための
運動は全国に広がっていきました。

しかし戦争によりその運動は
自然消滅的になくなっていき
戦後の貧困による劣悪な環境は
更に格差を生んでゆく。

 

1965年同和対策審議会は
「同和問題は、人類普遍の原理である
人間の自由と平等に関する 問題であり
日本国憲法によって保障された
基本的人権にかかわる課題である。

これを未解決に放置することは
断じて許されないことであり
その早急な解決こそ国の責務であり
国民的課題である」と答申しました。

1969年の同和対策特別措置法制定以降、
政府は部落差別解消のための
様々な法律を制定し、国や地方公共団体は
各種の特別対策を講じてきました。

ここで同和利権がおこります。
同和対策事業に関わる活動には
巨額の予算が計上されるため
同和団体
が政治家、役人、暴力団
と結託して公共事業に便乗して
手に入れようとした訳ですね。

また同和利権に乗じてエセ同和行為
(何らかの利権を得るため、
同和問題を口実にして企業、
行政機関等へ不当な圧力をかける行為
と定義されている)も起こります。

2002年には33年間の特別措置法は
終了しましたが、今でも公共施設等に
差別落書きや貼り紙をする、
インターネット上に悪質な書き込みをする

就職、結婚など、差別につながる
おそれのある身元調査・土地調査を
行うといった事例が起きています。

現代の若者はそんなこと気にしない
または知らないかもしれませんが
親や親戚、企業となるとまだまだ
差別意識が残っているのも事実です。

このまま忘れられた方がいい
と思うことも出来ますが、
今でも苦しんでいる人達がいて
私たちがこの問題とぶつかった時
正しい理解を持って日本の歴史を
共有し、前進していきたいものです。

そのために演劇ってあるのかなぁ
な〜んて使命感が芽生えたところで
そろそろ本当に台本を読み込まなければ
と焦る今日この頃でした笑

今日はいい天気だから
あとでお散歩たっぷりしないとな

また明日!

 

 

 




ABOUT ME
hana
大学在学中、世界一周したのち 2004年劇団俳優座に入団。 舞台を中心に俳優として活躍。 2015年に結婚。現在は建築士を目指し、 日々勉強中。 趣味・読書、料理、散歩、 映画、お酒、旅など

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